便秘解消の漢方で妊婦さんも安心

西洋医学の便秘薬と比べて、漢方の便秘薬は妊娠中でも安心して服用できるという認識があります。
しかし、最も大切なことは自己判断で漢方薬を服用しないということです。
その結果として胎児に悪影響を及ぼす心配があります。
また、「大黄」と呼ばれる下剤成分が入っている漢方薬は早期流産を招く可能性があるので、必ず避けてください。

「小建中湯」は体力が弱く、手足やお腹に冷えがあり、食が細いタイプの人に使われる薬です。
食欲を起こさせ、体力をつける効果があるため、疲れやすさや冷えやすさの対策にもなってくれます。

「加味逍遙散」は体力が中程度もしくはそれ以下の人に使用されるもので、背中が熱いと思っていると急に冷えてきたり、顔が火照ってきたりと、不快な症状が入れ替わり立ち替わり起こるように人に適している漢方薬です。
頭痛やめまい、肩コリ、のぼせといった症状に対しても効果が期待できます。

「補中益気湯」は虚弱な体質の人に向いています。
疲労や倦怠感が激しく、頭痛や寒気、動悸、子宮出血などがあり、脈にも腹にも力が入らないといった場合に使われる漢方薬です。
いずれにしても、便秘解消の漢方薬を使用する際には、主治医や漢方に詳しい薬剤師によく相談してから用いることが大切になります。