ストレス社会が便秘の原因

比較的便秘になりやすい人には、神経質な人、心配症の人、真面目すぎる人、努力家など、ストレスとの関わりが強い人が挙げられます。
このようにストレスの影響を受けやすい人の場合、自律神経のうちで交感神経が優位に働くことが多くなります。
一方で腸の蠕動運動は主に副交感神経によって腸管が収縮する運動であるため、リラックスできている状況でこそ腸は活発に働くことになります。
副交感神経の活動が低下すると、腸の動きが弱まって便秘が引き起こされるのです。
特に現代社会ではただでさえストレスを感じやすくなっているのでなおさら便秘解消がしにくくなります。

このようなストレスによって引き起こされる症状のうち、便秘と下痢を交互に引き起こすものを「過敏性腸症候群」と呼びます。
自律神経の乱れによって大腸の働きが異常に亢進して痙攣が起こり、痙攣性便秘と呼ばれる便秘が起こり、さらに蠕動運動が異常に高まると水分の吸収が間に合わなくなって下痢になります。
このようなストレスによる症状に対応するためには、休日には必ず休息を取ることや、没頭できる趣味を見つけること、38~40度程度のお湯にゆっくりとつかる習慣をつけることや、寝る前にテレビやパソコンなどの刺激を避けてゆっくりと眠ることなどが大切です。